宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組に所属する女性団員が昨年9月に急死した問題で、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社、阪急阪神ホールディングス(HD)の角和夫会長が、管理責任などを認めて歌劇団の理事を2月末に退任する方向で調整していることが26日、分かった。団員養成機関である宝塚音楽学校の理事も同時に辞任する方向。阪急阪神HDのトップとしては引き続き、遺族側への対応や歌劇団の組織風土改革に取り組む見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)