2016/05/12
防災・危機管理ニュース
常時監視、緊急通知、WEB上の評判等の現状調査、ネット炎上時のサポートなど
リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを提供する株式会社エルテス(本社:東京都港区)は5月10日、SOMPOリスケアマネジメント株式会社(本社:東京都新宿区)が手掛ける食品総合リスクコンサルティング事業の危機管理やSNS・WEBなどのリスク対策で協業していくことを発表した。
具体的なサービスは、WEBリスクモニタリングサービス(常時監視、緊急通知)、WEBリスク診断(WEB上の評判等の現状調査)、ネット炎上時のサポートなど。この取り組みで、エルテスはSOMPOリスケアマネジメントと共に食品事業者の事業発展の後押しをしていく。
SOMPOリスケアマネジメントは損保ジャパン日本興亜グループのグループ会社で、ヘルスケアおよび防災・減災に関するソリューション・サービスを提供している。今回、食品総合リスクコンサルティングのメニュー拡充にあたり、危機管理、SNS・WEBなどのリスク対策支援で業務提携したエルテスのサービスを共同で提供することになった。
近年、食品業界では、食品への異物混入や関係者によるSNSへの不適切投稿・告発をきっかけにリコールまで発展する事例が相次いでおり、その対策が喫緊の課題となっている。
■SOMPOリスケアマネジメント株式会社について
SOMPOリスケアマネジメント株式会社は、損保ジャパン日本興亜グループのグループ会社。「健康指導・相談事業」「メンタルヘルスケア事業」「リスクマネジメント事業」を展開し、特定保健指導・健康相談、メンタルヘルス対策、全社的リスクマネジメント(ERM)・事業継続(BCM・BCP)などのソリューション・サービスを提供している。
■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するテクノロジー企業。デジタルリスクとは、インターネット上の風評・情報漏洩・従業員の不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを300社以上に提供している。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方