著者別連載一覧
鶴和 幹浩
株式会社 指導医.com代表取締役 ERはEmergency Room(救急室)であり、Educational Resouces(教育資源)であるをモットーに救急医療の啓もう、ERでの教育・義務改善のお手伝いをします。医師(救急科専門医)。公衆衛生学修士。ICLS日本救急医学会認定指導者養成ワークショップディレクター。JATECインストラクタートレーナー。予備自衛官(陸上自衛隊衛生隊三等陸佐)。
-
メニハアオバヤマホトトギス…塩と水…~熱中症対策の基本~
初夏とはいえ時には夏以上に暑くなる事もあります。中澤さん(44才男性、仮名)は朝から同僚とともに倉庫内で商品の整理をしていました。気温はさほど暑くないのですが倉庫内は風通しが悪く蒸し蒸しとしています。同僚の1人が「めまいがする…」と訴えてうずくまり、そばにいた中澤さんが駆け寄って声をかけました。「どうした?」同僚は「気分が悪い…吐き気がする…」と訴えています。
2017/05/24
-
アナフィラキシーは死ぬかもしれない病気です
ある日のランチタイム、賑わう社員食堂で男性が卒倒した。「どうしたんだ?!」そこに午前の会議を終えた中澤(仮名46才男性管理職)がやってきた。同僚の話によると、さっきまで普通に談笑しながら食事をとっていたのだが、急に「息が苦しい、気分が悪い…」と言い出して倒れてしまったとのことだ。
2017/03/23
-
外傷による出血に対してできること
バングラデシュ・ダッカで日本人がテロの犠牲になってしまいました。JICA(国際協力機構)のコンサルタントとして現地の発展のために尽力されていた方々とのことです。同じく同機構の医療チームの末席に身を置く者として、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。
2017/03/08