著者別連載一覧
葛西 優香
防災士・コミュニティデザイナー。2009年同志社大学経済学部卒業。リクルート入社後、住宅系情報誌の制作に携わる。2011年3月11日、自身の被災経験が重なり「防災」を伝える職に就くために一念発起。防災FM局(葛飾エフエム放送)での放送業務を経て、2015年から有事を乗り越えるための人と人とのつながりづくりを行うHITOTOWA INC.に所属。現在はフリーランス。2018年4月より法政大学人間社会研究科修士課程在学中。地域の交流拠点が災害時の助け合いにつながると考え、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに所属し、こども食堂地域防災拠点化事業を立ち上げ、推進中。「地域の居場所/拠点」に着目した取り組みを続ける。
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第22回【特別編】再考 コロナ禍における避難
東京23区の「その区ならでは」の取り組みをお伝えしている「23区防災ぶらり散歩」。今回は特別版として、コロナ禍における避難について、各区で区民から疑問の声があがり始めている中、提言を出された日本災害情報学会 企画委員会 委員 磯打千雅子先生にお話を伺いました。「自身にとっての最適な避難とは?」。今一度、考える時が来ています。
2020/06/16
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第21回【足立区・続編】「地域のために」できること
足立区中川沿いの長門南部地域では、6つの町会が集まって「水害対策委員会」を発足。住民が自分たちの手で「コミュニティ・タイムライン」を作成し、現在も話し合いをしながら更新を重ねています。こうした連帯は昨年の台風19号でも効果を発揮、一方で課題も浮き彫りになりました。活動を引っ張るリーダーのお話を紹介します。
2020/06/01
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第20回【足立区】携わってわかる「自分ごと」の大切さ
昨年の台風19号の際、足立区では避難所の混乱と世代による情報の偏りが問題となりました。これを真摯に受け止めた同区危機管理部災害対策課は、水防体制の強化に向けて5つの部会を設置。解決策の具体的な検討を進め、一部はすでに計画立案の段階に至っています。「自分たちで動く意識を職員一人一人に徹底したい」と、担当課のリーダーは力強く話します。
2020/04/28