昆正和の「これでいいのか!本当に必要なのは命と会社を守るBCP」
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第6回(最終回):重要業務の継続は「できること」をやればよい
※写真はイメージです■業務プロセスの洗い出しという不毛の作業この最終回では、BCPの中でも最もBCPらしいテーマ、「重要業務の継続」について考えてみたいと思います。「重要業務」とは、会社の事業が停止したときに、いち早く立ち上げなければならない復旧優先度の高い業務群のことを指します。
2016/09/15
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第5回:緊急行動の成否を分ける「ERP」
※画像はイメージです■緊急対応プラン(ERP)って何だろう?世の中あまりに便利になりすぎて、私たちは「予期せぬ事態」に対する免疫がなくなっているのでは、と思うときがあります。何かの危機が起こっても、漠然とどこかの誰かが自分(たち)を助けてくれる、サポートしてくれると思い込んでいるのです。
2016/09/08
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第4回:命と会社を守るのは私たち自身!
※画像はイメージです■日本のBCPに欠けているものどうも日本では、ITという限定的な部分を守ろうとする欧米のBCPに比べ、危機対応能力を最大限までパワーアップした、かなりハードルの高いBCPを企業に作らせようとしているのではないか。そのように考えざるをえません。
2016/08/30
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第3回:日本のBCP、ここがヘンでは?(その2)
工場の代替拠点はハードルが高い?■重要業務はいつも"重要"とは限らないBCPの原則論では、復旧を急ぐ業務を「重要業務」とみなし、あらかじめ優先順位をつけておかなければなりません。なぜその一つひとつに優先順位を割り当てるのか。
2016/08/25
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第2回:日本のBCP、ここがヘンでは?(その1)
※画像はイメージです 前回は「BCPが欧米から日本に導入される過程で、何か化学変化のようなものを起こしてしまったのでは…」と書きました。以下ではそうしたいくつかの"化学変化"と考えられるものをピックアップして、検証してみようと思います。
2016/08/17
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第1回:BCPとはこんなもの。何かご不満でも?
※画像はイメージです■BCPは本当に普及しているのか?東日本大震災から5年を過ぎた今、国の発表によれば、大企業のBCP策定率は6割、中堅企業は3割に達し、安心で明るい未来を予感させるような数字が並んでいます。
2016/08/09