2024/08/29
防災・危機管理ニュース
台風10号の接近に伴い、JR東海は29日、東海道新幹線の三島―名古屋間で30日始発から終日運転を取りやめると発表した。東京―三島と名古屋―新大阪間は「こだま」を1時間当たり上下各2本程度運転するが、長時間見合わせとなる可能性もある。
JR西日本は山陽新幹線の広島―博多間の計画運休について、29日午後5時ごろから実施すると発表。当初は午後9時ごろ以降としていたが、前倒しした。同区間の運休は30日午前10時ごろまで続く見込み。
JR九州によると、九州新幹線は博多―熊本間の運転を29日午前8時ごろに取りやめ、博多―鹿児島中央間の全線で終日運休。在来線の運休も同日午後からすべての路線に拡大する。
空の便では、日本航空と全日空が、29日に九州地方などを発着する計488便の欠航を決めた。
〔写真説明〕台風10号の影響で、在来線が運転見合わせとなり、照明が消されたJR熊本駅構内=29日午前
〔写真説明〕台風10号の影響で、国内線が全便欠航となった運航状況を伝えるモニター=29日午前、熊本空港
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/17
-
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/12/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方