ダイハツ工業などの認証不正問題を受け、国土交通省が自動車メーカーなどに求めていた社内調査で、同省は3日、トヨタ自動車など5社で不適切な事案が発覚したと発表した。5社に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査をする。 

 自動車の大量生産に必要な認証「型式指定」を巡っては、ダイハツと豊田自動織機で相次いで不正が発覚。国交省は今年、2社にそれぞれ同法に基づく是正命令を出した。2月には自動車や装置の型式指定を取得しているメーカー、輸入販売業者計85社に、過去10年間の不正行為の有無を報告するよう指示していた。(了)

(ニュース提供元:時事通信社 2024/06/03-14:09)

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