IoTの力で家の安全を強化する(提供:ミサワホーム)

ミサワホームは10日、同社の新築住宅向けに「LinkGates」(リンクゲイツ)と題したIoTを活用したサービス機能の販売を開始する。センサーやコントローラーを用い、住宅内での熱中症予防や防犯、家族の見守りなどをスマートフォンで行うことができる。

住宅内にはセンサーやコントローラーを設置するほか、家電や電子機器もネット接続。スマートフォンにはオリジナルアプリをダウンロードする。外出中に玄関ドアや窓が開いたり、水が出しっぱなしになっていたりした場合、アラートがスマートフォンに送信される。スマートフォンから施錠も可能となっている。

また在宅の高齢者やペットの安全のため、室内の温度や湿度が基準に達すると熱中症警戒情報が送信される。その場合、エアコンの遠隔操作でも対応できる。高齢者の見守りとして一定期間水の使用がない場合のアラート、共働き家庭で子どもの帰宅を知らせるため設定した時間帯に水の使用があった場合の通知といった機能もある。

アラート機能は同居しない家族などでも利用が可能。価格は8万5000円(税・工事費別)。当面はミサワホームの新築住宅向けの販売だが、将来のリフォームや外部向け販売も視野に入れている。

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http://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2017/0405/

(了)