トレーラーハウス型仮設住宅、倉敷市で50戸初採用
岡山県倉敷市で全50戸のトレーラーハウス型仮設住宅が提供される。災害救助法の要請による応急仮設住宅としては全国初。8月末までに全50戸の搬入と給排水・電気設備などの接続工事が完了し、9月上旬にも入居可能となる予定。完成品をそのまま輸送・設置で翌日には入居できるため、9月末の入居を目指すプレハブ住宅より約1カ月早い。コストも2年間のレンタル費が1台300万円と従来の建設型より大幅に削減できる。災害後も解体せず次の災害や平時の移動型施設としても再利用できるなど運用上のメリットが多く、入居した被災者の評価が定着すれば、災害時の住宅再建の有力な選択肢になりそうだ。
2018/08/23