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知られていない感染病の脅威
世界に広がる新型コロナウイルス感染(3)
前々回、前回と、鳥類のコロナウイルス(IBウイルス)を用いて筆者らがかつて行った実験の結果を紹介しました。二度罹り、三度罹りが珍しくないこと、感染が長期に及び持続感染が成立することなど、鳥類の実験成績がそのまま今回の新型コロナウイルス肺炎に当てはまるとは思いませんが、共通する部分もあると考えています。今回は鳥類のコロナウイルスでは様々な変異が起きることを紹介します。
2020/05/08
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知られていない感染病の脅威
世界に広がる新型コロナウイルス感染(2)
新型コロナウイルス感染では、発病した人がいったん回復した後に再発するケースが起きています。ウイルスの再感染か、あるいは完全に消滅し切らず体内に残っていたウイルスが再増殖する持続感染か。いずれの可能性も考えられますが、今回は後者について、前回同様、鳥類のコロナウイルス感染病の実験結果から考察します。
2020/03/25
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知られていない感染病の脅威
世界に広がる新型コロナウイルス感染
鳥インフルエンザの予定を変更し、新型コロナウイルスについての考察をお届けします。コロナウイルスは動物から人への感染が成立してから時間を経ていないため、人に感染したウイルスの動態が詳しく分かっていません。筆者は1970年代初めから鳥類のコロナウイルス感染による「鶏伝染性気管支炎(IB)」の研究に取り組んできました。COVID-19とは近縁ではありませんが、同じコロナウイルスであることから、興味深い共通点が見つかるはずです。
2020/03/06
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知られていない感染病の脅威
世界の鳥類に拡大 人への感染に警戒
これまでの連載で、すべてのインフルエンザウイルスの祖先は鳥インフルエンザウイルスことを紹介してきました。しかし、罹患するのが主に鳥類のため、その病原性や病状、感染の状況については広く知られていません。鳥インフルエンザウイルスの基礎知識と、今後の人への感染のおそれについて解説します。
2020/02/19
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知られていない感染病の脅威
新型ウイルス出現、アジアの可能性大
前々回、豚の呼吸器細胞が新型インフルエンザウイルスの生まれる場である可能性が高いという紹介をしました。では、次の新型インフルエンザの原因となるウイルスが、世界に先駆けて日本国内で最初に出現する可能性はあるのか、という疑問が最初に浮かびます。すなわち、人のインフルエンザウイルスと鳥のインフルエンザウイルスが、日本国内で飼育されている豚にほぼ同時に感染する可能性はあるのかという疑問です。
2020/01/08