2024/12/18
防災・危機管理ニュース
NTTなど通信大手4社は18日、災害発生時の通信インフラの早期復旧に向けて連携すると発表した。海上から携帯電話の電波を飛ばす「船上基地局」の共同運用などで協力。通信障害を迅速に解消する体制を整え、大規模災害に備える。
NTTとKDDIが2020年に結んだ連携協定にソフトバンクと楽天モバイルが参画した。船上基地局はNTTとKDDIがそれぞれ保有する船舶を使う。今年1月の能登半島地震では、NTTドコモとKDDIが船上基地局を共同運用。道路が寸断し、復旧困難だった一部の沿岸地域で通信障害を解消した。
4社はこの他、給油拠点や事業所といった各社の施設を共同で利用。基地局用発電機などへの給油作業を効率化し、復旧に当たる従業員らの活動や宿泊場所も確保する。
〔写真説明〕能登半島地震の被災地で活動するNTTドコモの移動基地局車=2月13日、石川県珠洲市
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/17
-
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/12/05
-
-
パリ2024のテロ対策期間中の計画を阻止した点では成功
2024年最大のイベントだったパリオリンピック。ロシアのウクライナ侵略や激化する中東情勢など、世界的に不安定な時期での開催だった。パリ大会のテロ対策は成功だったのか、危機管理が専門で日本大学危機管理学部教授である福田充氏とともにパリオリンピックを振り返った。
2024/11/29
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方