IT・テクノロジー
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サイバー攻撃対策、売上高3倍に=政府調達を拡大―経産省新戦略
経済産業省は5日、国内サイバーセキュリティー企業の売上高を3倍超に増やす新戦略をまとめた。今後10年以内に現在の約9000億円から3兆円超に引き上げる目標を掲げ、達成に向けてスタートアップ(新興企業)のセキュリティー製品を政府機関が積極的に調達する。
2025/03/05
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被災自治体の課題と官民協働の成功事例
能登半島地震の教訓を踏まえた防災体制の強化が動き出しました。政府は災害関連で6つの法律の改正案を閣議決定。国を含めた官民協働をより進めていく考えです。今号では能登半島地震の災害対応をあらためて振り返り、現場における成功事例を紹介します。ほか、サイバーセキュリティーや下請法など企業がいま押さえるべきトレンドを解説します。
2025/03/05
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7割で一般社員が生成AI活用=金融機関で、官民勉強会設置―金融庁調査
金融庁は4日、金融機関での人工知能(AI)の活用実態や課題認識に関する調査結果を公表した。銀行や金融商品取引業者など130社の9割が何らかの形でAIを業務で活用。生成AIについては文章の要約や翻訳、資料作成など一般社員向けに利用を認めているとの回答が7割強となった。
2025/03/04
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ビットコインとイーサリアムは対象に=米政府の暗号資産備蓄―トランプ大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、米政府が検討する暗号資産(仮想通貨)の備蓄制度について、「ビットコインとイーサリアムは、備蓄の中核となるだろう」とSNSに投稿した。2銘柄は、市場での取引が多い代表的な暗号資産として知られる。
2025/03/03
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ディープシークに官民熱狂=「国産AI」こぞって導入―失業懸念も・中国
人工知能(AI)開発を手掛ける中国の新興企業ディープシーク(深度求索)の最新生成AIモデルを導入する動きが、同国内で急速に広がっている。米国製に匹敵する性能とされ、AIを巡る米中の覇権争いが激化する中、中国としては先行する米国に一矢報いた格好だ。
2025/03/03
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AI新法案、実効性に課題=罰則なく、悪質事案公表で対応
政府が人工知能(AI)に関する新たな法案を国会に提出した。技術革新の促進とリスク対応の両立を重視し、罰則規定は盛り込まなかった。AI悪用による犯罪などに対する懸念が強まる中、悪質な事業者名を公表するなどして対処する方針だが、専門家からは実効性を疑問視する声も上がる。
2025/03/03
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AI安全利用へ新組織=友好国会合で決定―都内
生成AI(人工知能)に関する国際ルールを協議する先進7カ国(G7)の枠組み「広島AIプロセス」に賛同する国・地域の会合が28日、東京都内で終了した。
2025/02/28
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ネット規制の問題点とネット空間の課題
ネット情報の規制は悪手であり、自由な情報空間が担保されるべきと語ってきました。情報統制は有事を除きタブー。その原則には多くの人がうなずく一方、自身の既得権益構造を守ろうとする人も多く、大義名分を付けて正当化しがちです。今回はネット情報空間の秩序を保つために必要な一定の規範とその問題点にスポットをあてます。
2025/02/28
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悪質事業者、国が調査・公表=政府、AI法案を国会提出
政府は28日、人工知能(AI)を巡るリスク対応と開発促進の両立を図る新たな法案を閣議決定し、衆院に提出した。人権侵害などが生じた場合、国が事業者を調査・指導し、必要に応じて事業者名を公表できるようにする規定を盛り込んだ。今国会中の成立を目指す。
2025/02/28
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第54回:デジタル情報環境の水先案内人
デジタル情報環境に流れるナラティブ(ストーリー/デマなど)のうち、企業のブランドや評判に有害となり得るものをまとめて報告するのが情報分析官の仕事です。単語ではなく、物語性を分析するところに従来のサービスとの違いがありそうです。前回に続き、情報分析官の仕事についてお話を聞いていきましょう。
2025/02/28
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AI政策、友好国で連携=都内で初会合、安全利用へ
先進7カ国(G7)を中心とした生成AI(人工知能)に関する国際ルールづくりに賛同する国・地域で構成する「広島AIプロセス・フレンズグループ」の対面での初会合が27日、東京都内で始まった。約40カ国・地域から政府担当幹部らが集結。
2025/02/27
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アレクサ、生成AIで強化版=米アマゾン、スマートホームで攻勢
【シリコンバレー時事】米アマゾン・ドット・コムは26日、音声アシスタント「アレクサ」に、最新の生成AI(人工知能)機能を搭載した強化版「+(プラス)」を発表した。米国で近く提供を始め、日本などに順次拡大する。対応する家電に音声で指示するだけで、アプリを操作できる。
2025/02/27
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三菱電機、操作者の知見可視化する技術開発=公共インフラのDXに活用
三菱電機は25日、システムオペレーターの経験や知見を可視化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に活用できる技術を開発したと発表した。ベテラン技術者の経験に頼る部分が大きかった機器の故障や異常への対応ノウハウをデータ化し、システムの高度化や開発期間短縮につなげる。
2025/02/25
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ベネッセ、大学受験向け新サービス=AIとの対話で思考力向上
ベネッセコーポレーション(岡山市)は25日、大学受験向けの新たなオンライン学習サービス「難関合格 進研ゼミ√Route大学受験」を3月3日に始めると発表した。問題の回答に対して人工知能(AI)が再質問することで利用者の思考力を鍛える対話型学習が特長。
2025/02/25
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デジタル課税、対立の火種に=欧州を批判、対抗措置検討―米大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領が、巨大IT企業を対象にしたデジタル課税への対抗措置を検討すると表明したことで、こうした税制を採用する欧州各国やカナダとの関係がさらに悪化する恐れがある。違法コンテンツ対策などを求める欧州連合(EU)の巨大IT規制も問題視。
2025/02/24
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「人種・信条」AI活用に同意不要=個人情報保護の要件緩和―政府検討
政府の個人情報保護委員会は、現在本人の同意が必要な人種や信条などの個人情報の取得について、人工知能(AI)開発など統計作成を用途とする場合は本人同意を不要とする検討に入った。要件を緩和することで、AI事業者が情報を利活用しやすくするのが狙いだ。 個人情報保護法は3年ごとの見直しを定めている。
2025/02/23
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デジタル課税で対抗措置=欧州標的―トランプ米大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、デジタル課税への対抗措置に関する大統領令に署名した。グーグル親会社のアルファベットやアップル、アマゾン・ドット・コムといった米IT大手への課税を導入する欧州諸国などが主な標的だ。
2025/02/22
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小型EV三輪電配車を利用した「小さな小さな発電所」
EVモビリティの企画・製造・販売を手掛けるEVジェネシスは、自社開発の電動三輪自動車『3RUOTA』に電配ユニット(ペロブスカイトソーラーパネルと自社開発の大容量リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)を搭載した「電配車」と、外付けのペロブスカイトソーラーパネルを組み合わせたユニット「小さな小さな発電所」を展開する。平時は日常の移動手段やレンタカーや物流などの働く車として収益をあげ、災害時には電力供給や被災地支援活動への活用など、多様な場面でのエネルギー供給を図るもの。
2025/02/22
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チャットGPT、週間利用者4億人
【シリコンバレー時事】米オープンAIは20日、生成AI(人工知能)サービス「チャットGPT」の週間利用者が4億人を超えたと発表した。ライトキャップ最高執行責任者(COO)は、X(旧ツイッター)に「毎週、世界(人口)の5%にサービスを提供できることを非常に幸運に思う」と投稿した。 。
2025/02/21
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iPhone廉価版、28日発売=約10万円、生成AI対応―米アップル
【シリコンバレー時事】米アップルは19日、廉価版スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16e」(画面サイズ6.1インチ)を28日に発売すると発表した。価格は599ドル(日本では9万9800円)からで、21日から予約を受け付ける。
2025/02/20
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第3回:「ボイスフィッシング」による不正送金に注意!!
ボイスフィッシング(ビッシング)とは、音声(Voice)とフィッシング(Phishing)とを合わせた造語で、音声通話を利用して個人情報や金融情報などを窃取しようとする詐欺の手口です。今回は、そんなボイスフィッシングの手口とその対策について紹介します。
2025/02/20
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ドローン測量を計画からデータ化までアウトソース
産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売を手掛けるスカイマティクスは、専門知識なしで地形データを簡単に生成できるクラウド型ドローン測量サービス「KUMIKI」シリーズの一環として、ドローン測量を丸ごとアウトソースできるBPOサービス「くみきGO」を提供する。作業負担ゼロで高品質なドローン測量データをクラウドで提供するもので、測量・現地調査業務における品質向上と効率化の両立を可能にする。
2025/02/19
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中国AIのダウンロード遮断=個人情報収集に懸念―韓国当局
【ソウル時事】韓国政府の個人情報保護委員会は17日、中国の生成AI(人工知能)開発企業ディープシーク(深度求索)のアプリについて、韓国国内での新規ダウンロードを15日から遮断したと発表した。過度な個人情報の収集や広告主との共有といった懸念があり、個人情報保護法に基づき改善されれば解除する。
2025/02/17
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第53回:デジタル情報の海に潜る
デジタル情報が空気のように我々を取り巻く昨今、その環境の適切さが気になるところ。情報空間に流れるナラティブ(デマやフェイク等)を放っておくことで、炎上に巻き込まれる可能性もあります。今回はそうした情報の海に潜り、放置してはいけないナラティブを判別して組織に報告する「情報分析官」が主人公。新しい仕事のフロントランナーです。
2025/02/17
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避難所同士で通話できるリモート接客・案内システム
アルプス システム インテグレーションは、無人・遠隔・自動案内など状況にあわせて利用できるリモート接客・案内システム「InterPlay Elastic Framework(インタープレイ エラスティック フレームワーク)」を提供する。アップデートを通じて、災害時に離れた避難所同士での遠隔コミュニケーションを可能にする機能を搭載したもの。施設での災害・緊急時のコミュニケーション方法や窓口業務の無人化/省人化を検討している自治体/企業に向けて提案する。
2025/02/16