唐津発:セキュリティ考
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「SAGA2024」に向けてセキュリティを高めよう
佐賀県には、テロの対象となり得る場所やイベントがたくさんあります。原発、空港、新幹線、港、アリーナ、バルーンフェスタ、陶器市、おくんち――さらに来年は国民スポーツ大会が開催されます。その1年前にあたる今年10月5日、専門家の方々を唐津に招き、SAGA2024国スポに向けたセキュリティの向上を趣旨にシンポジウムを開催しました。
2023/11/10
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セキュリティ業界にいる女性って珍しいですか?
日本の警備員のうち女性は6.7%、アメリカの30%と比べ圧倒的に低い数字です。守らなければならない側には多様な人がいるという観点から、欧米では守る側に女性が入ることは珍しくありません。テロや犯罪の国際化&多様化が進むなか、セキュリティ業界も多様な人材が入り交じり、さまざまな視点を取り入れて対策をつくっていくことが必要です。
2023/04/07
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みなさんの周りでテロは本当に起きませんか?
みなさんの地元には何がありますか? 名所旧跡や観光資源を脇に置き、ちょっと違う視点で考えてみてください。空港、鉄道、港、山、海岸線、空き家、原発、人が集まるイベント――。そう、テロリストのターゲットとなり得る場所や機会というのは、実はたくさんあります。今回は草の根の活動として始めた「セキュリティ勉強会」について報告します。
2022/12/08
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移住して知る「台風銀座」の防災文化
唐津に移住して初めての9月。「過去最高クラス」の台風14号が九州を縦断し、唐津でも瞬間風速44.1メートルの暴風が吹き荒れました。眠れぬ夜を過ごした翌日、残った爪痕を見ながら、台風の通り道となることが多い土地柄だけにみな事前の防災に慣れていることに感嘆しました。今回の経験から、首都圏が見習うべき点を報告します。
2022/09/30
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その場にいる誰もがセキュリティの当事者
安倍晋三元首相の銃撃速報を見た時「え?日本の出来事?」と思った方は多いでしょう。事件については現在もさまざまな検証が行われていますが、ここでは一般市民のフィジカル・セキュリティをあらためて考えます。安全だと思われていた日本社会が受けた大きな衝撃。私たちは安全の当事者として、自身のセキュリティアンテナを見直す必要がありそうです。
2022/07/26
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原発の「安全神話」は再び破られた
私が移住した唐津市の隣、玄海町には原子力発電所があります。玄海町は佐賀県で一番小さな町ですが、現実として、町の発展と人々の暮らしに原発は欠かせない存在となっています。その原発の存在を私自身がより強く意識したのが、この3月上旬のこと。原発攻撃というタブーが、ロシアによって初めて破られたときです。
2022/06/15
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行政の関わり方が全然違う日米の観光船運航
知床を観光する人気のツアーで大きな海難事故が起きました。私が住む唐津も海のレジャーが盛んで、多くの商船が活動しています。今回の事故は決して他人事ではありません。事故をゼロにすることは難しくても、限りなくゼロに近づけることはできます。一つの例として、アメリカ・マイアミの水陸両用車による市内観光ツアーを紹介します。
2022/05/06
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猟銃の所持者を減らしたくない地域の事情
地方では害獣駆除のために経験豊富な猟友会メンバーが必要です。しかし、高齢化により人材は年々減少。今後銃所持の条件が厳しくなれば返納は一層進み、猟友会は機能しなくなるでしょう。里山の農家の方々にとっては、それは死活問題です。規制を厳しくしつつ、駆除員も確保しなければならない。自然の恩恵を受ける私たちみんなの課題かもしれません。
2022/03/31
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銃所持が世界一難しい国で続いた2つの事件
唐津は海を身近に感じられる場所です。そして山も身近です。自然豊かな唐津はのんびりとした地方都市、だからといって事件や事故がないというわけではありません。1月、私の事務所近くで猟銃自殺と思われる事件がありました。その約2週間後には埼玉で猟銃を使った立てこもり・殺人事件が起きました。銃について思うことを綴ります。
2022/02/28
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海は犯罪者やテロリストにも開かれている
さまざまな海レジャーが楽しめる唐津には多くの海好きがやって来ますが、セキュリティ対策の面では非常にやっかいです。開放的な海は観光客だけでなく、テロリストにも開放的だからです。また唐津を囲んで広がる島々も、便利ではありませんが、大人の「かくれんぼ」にはもってこいです。今回から陸とは異なる海のセキュリティについて考えていきます。
2022/01/24
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移住して気づいた大都市と地方の乖離
佐賀県唐津市へ移住し初めて首都圏外で生活。これまで研究してきたセキュリティー対策があくまで大都市向けだったと気づきました。しかし、交通網・通信網がこれだけ発達した時代、地方はセキュリティーを考えなくてよいことにはなりません。本連載は大都市と地方都市のセキュリティー事情や意識を比較しながら、これからの新たなセキュリティーのあり方を考えます。
2021/12/14