2024/10/02
防災・危機管理ニュース
石破茂首相が提唱する「防災省」構想を巡り、赤沢亮正担当相は2日の就任記者会見で、当面の目標とする「防災庁」設置の時期に関して、2026年度中を目指す考えを明らかにした。南海トラフ地震や首都直下地震といった大規模災害に備えるため、「専任の大臣を置いて、予算や定員を抜本的に拡充する」との方針を示した。
今後は政府内にチームを立ち上げ、災害対応を現在担っている内閣府防災部門を防災庁へ移行する方法を検討。国会への法案提出に向けた作業を進める。ただ、将来的な「防災省」への格上げについて、赤沢氏は政府内で調整すべき点が多いことを挙げ、「時間がかかる可能性がある」と語った。
〔写真説明〕初登庁する赤沢亮正・防災庁設置準備担当相(手前)=2日午前、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)
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