2024/07/01
防災・危機管理ニュース
脱炭素社会の構築に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)への投資を加速するための官民出資の新組織「GX推進機構」が1日、職員ら約40人規模で業務を開始した。脱炭素関連の投資に対する債務保証について、1兆円を上限に実施し、民間投資の呼び込みにつなげる。業務範囲は順次拡大する予定で、二酸化炭素(CO2)の排出量を企業間で売買する排出量取引制度の運営など主要なGX政策を担う。
東京都内で同日、機構の開所式が行われた。トップの理事長には日本生命保険会長で経団連副会長も務める筒井義信氏が就任し、「官民連携でGX投資推進の使命を果たしていきたい」とあいさつした。ビデオメッセージを寄せた岸田文雄首相は「民と官の精鋭が集まり、日本のGXをけん引する要の組織だ」と期待を込めた。
〔写真説明〕GX推進機構の開所式であいさつし、機構のロゴを発表する筒井義信理事長=1日午前、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)
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