2022/02/18
ニュープロダクツ
![](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/1/a/670m/img_1a6f7f025ba86d75b0afcfa8cda66520323872.png)
FRONTEOは、医療領域で活用実績のある自社開発AIエンジン「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」をビジネスインテリジェンス領域で活用する新AIソリューション「WordSonar(ワードソナー)」の第一弾として、建設・製造現場の安全対策に関するリスク発見や予測を行うAIシステム「WordSonar for AccidentView(ワードソナーフォーアクシデントビュー)」を提供する。
同システムは、企業の作業現場においてタイムリーに活用できていないデータから、災害予測や予防、業務改善につながる情報を探知し、有効活用することで、企業の労働災害リスクの予測や職場の安全対策向上を支援するもの。建設・製造企業の保有する日報や作業報告書、事故報告書などの膨大なテキストデータを、「Concept Encoder」を使って一元的に集約・解析し、把握・活用しやすい形式で提示する。
これにより、従来のテキストマイニングや画像解析では適切なタイミングでの特定が困難だった作業現場の危険要因を察知し、事故を発生の数日前に予測できるという。大量のデータをAIが分析することで、現場管理者や作業者のリスクアセスメントや日報の確認・集計作業の負担の軽減に加え、個人の主観や知識の影響を受けない客観的かつ網羅的なリスク判断が可能とする。
気象データや季節性データを含む最新のデータも取り込みながら解析を行うこともできるため、現場の状況の変化に対応したリスクレベルの評価、作業者に対する適切な注意喚起、予測精度の継続的な向上を図ることができる。
同システムに搭載するAIエンジン「Concept Encoder」は、解析のために均質なデータとして取り扱うのが難しい自然言語で記述されたテキストの意味をベクトル化して解析することで、網羅的なデータ解析を行う。また、単なるキーワード検索では検出が不可能な類似キーワードをグループ化・可視化して提示する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方