2017/06/20
防災・危機管理ニュース
![](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/c/6/670m/img_c6c6f2d53c2284d46ce64601b8256a3395931.jpg)
防災科学技術研究所、情報通信研究機構、慶応義塾大学環境情報学部・山口真吾研究室は5日、防災・減災分野への人工知能(AI)技術の導入と普及のため共同研究会議を設立したと発表した。AIで災害時に膨大なデータから役立つ情報を入手・分析を行えるようにするほか、防災訓練を効果的に行うためのガイドライン作りも目指す。
近年は災害時のSNS活用が積極的に行われているが、それらネット上の災害に関する情報の処理をAIが行うことで地方自治体の施策に役立てる。この仕組みを取り入れることにより、平時の防災訓練にも役立てるため訓練のガイドライン策定を目標に、共同研究会議を立ち上げ、防災・減災のAI導入に関して研究・検討を行っていくこととなった。
8月4日に神奈川県藤沢市の慶大湘南藤沢キャンパスで公開シンポジウムを開催。9月から2018年1月ごろまで共同研究会議を開催し、同年2月ごろに防災訓練ガイドラインの策定・公表を行う計画。
■ニュースリリースはこちら
https://www.nict.go.jp/press/2017/06/05-1.html
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方