2019/04/11
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!

いざという時の行動と平時の備え
さて、前置きがずいぶん長くなりましたが、いよいよ我が家の猫ちゃんと、いざという時の避難どうするか問題を考えます。
ガイドラインの「災害後ペットと過ごす注意点」というページに4つの選択肢が載っています。
1.避難所で生活する
2.自宅で生活する
3.車の中で生活する
4.施設に預ける
1の場合、避難所によってはペットと同行できない所もあるようなので、事前に確認しないといけません。また、同行避難できた場合でも人とペットは別々ということがほとんどのようです。2016年の熊本地震では、一緒に避難生活をした飼い主の方の意見も載っていました。
2の場合、自宅が安全であることが第一前提です。人が過ごすことが厳しい場合でもペットが生活できる状況なら、避難所からお世話に通う方法もあるそう。ただ、二次災害の危険がある時は同行避難をと呼びかけられています。
3の場合、周りに気を使わずに過ごせるけれど、エコノミー症候群や、ペットの熱中症は危険もあるでしょう。まず、車がない我が家の選択肢からは外れました。以前、車での避難はリスクが高いので、それならばテントでの避難の方法があると教わったのですが、その場合ペットとも過ごしやすいのではと思いました。
4は避難所に入れない場合や、飼い主の事情、ペットの健康状態などにより、自治体の収容施設、動物病院、動物保護団体などで預かってもらうケースもあります。家の再建のため長期だけでなく、片付けや仕事のため、数日という事や数時間ということもありということでした。
その時の状況によって、この選択肢の中から、どうするか決めることになりそうですが、またそれまでの準備もしておく必要があります。
●日頃の備え
1.健康管理 ※ワクチンなど
2.所持者表明※迷子札など
3.しつけ※ケージを嫌がらない※トイレは決まったところでなど
4.避難方法の確認※同行避難の方法など
5.防災グッズ※食事・水、トイレ用品、首輪、リードなど
また、家の中でペットを守ることが必要不可欠です。家具の転倒防止など、安全対策もしっかりする必要があります。
我が家が実際に被災した時、避難所に行くことになったら徒歩で行くしかありません。実際にいつか試してみたいと思うのですが、こちらの記事がとても参考になりました。
【ペットと防災】 愛猫と一緒に避難してみた! (1)準備編
https://mag.anicom-sompo.co.jp/6579
実は、年明けに夫の実家に車で帰省した際、飼い猫のペロをひとりぼっちにするという選択はなかったので、避難訓練も兼ねていました!避難訓練という様子は一切ありませんが、その時の動画がありますので、興味のある方はご覧にください。
こちらも参考になります。
獣医さんが教えるリアルな防災対策
http://news.livedoor.com/article/detail/15305290/

さて、今回のちょっくら防災、まずは考えるということをお勧めします!
そんでは!
(了)
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