蓄電池活用し安定稼働、電気料金削減
明電舎は26日、三井農林須玉工場(山梨県北杜市)にリチウムイオンバッテリー(LIB)対応の瞬低対策機能付大容量パワーコンディショナー(PCS)を1月に納入し、2月より運用開始したと発表した。同社として、LIBと接続したPCSの出荷は、国内メーカー研究所向けに提供した初号機に続く2号機目となる。導入することで、瞬低対策とデマンドレスポンス(DR)が期待できる。電力系統から切断された際に蓄電池への放電指示を自動で行うことができ、非常用発電機の安定運転が可能。蓄電池を夜間充電し昼間放電することで1日の電気使用量を平準化させ、負荷平準化により電力料金の削減ができる。
2018/02/27