2014/03/26
防災・危機管理ニュース
住友倉庫は3月25日、タイの現地子会社であるRojana Distribution Center Co.,Ltd.(以下、RDC)が事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301認証を取得したと発表した。対象拠点はアユタヤ本社。対象事業はフォワーディング業、陸上運送業、倉庫業で、認証機関はSGSジャパン。
アユタヤ県のロジャナ工業団地に本社を構え、物流事業を展開するRDCは、2011年のタイ洪水で大きな被害を受けたのを契機に、洪水発生時のBCPを策定。その継続的な改善を図るためBCMSの構築を進めていた。
ISO認証の取得により、今後洪水が発生した場合でも貨物の保全やサプライチェーンを維持する体制が整備されたほか、新たな災害リスクが発生した場合も迅速に新しいBCPを策定できるという。
バンコクから北に約70キロに位置するロジャナ工業団地にはニコンやホンダなど日系企業約150社が進出し、その多くが洪水により一時操業停止に追い込まれた。
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