2024/06/06
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は5日、先月の世界の平均気温が5月としては観測史上最も高かったと発表した。月平均気温が各月の過去最高を更新したのは昨年6月から12カ月連続となった。
これを受け、グテレス国連事務総長は各国に「化石燃料企業の広告を禁止するよう求める」と呼び掛けた。グテレス氏が化石燃料企業の広告規制を訴えるのは初めて。「多くの政府が、たばこなど健康に害を与える商品の広告を制限している」と指摘し、気候変動対策として同様の措置を取るよう促し、メディアやIT企業に広告の掲載停止を要請した。
〔写真説明〕猛暑の中、通行する人々に水を掛ける福祉団体の職員=5月30日、パキスタン南部カラチ(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 気候変動
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/26
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方