ペットセイバーの資格取りました!
北海道胆振東部地震の反省と重要な想像力

赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
2018/09/20
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
ツイッターで話題になってたこのVR(バーチャルリアリティ)のこの天気予報が本当にすごい!
アメリカの東海岸に壊滅的な被害をもたらす恐れが出ているハリケーン「フローレンス」。その恐ろしさが身に染みてわかるような天気予報!!「災害クラスの危険な状態」と文字で伝えるより、こっちのほうが絶対避難する。
— Sangmin Ahn (@gijigae) 2018年9月13日
pic.twitter.com/OhMTB6lKs8
防災を勉強している私でさえ、雨量がよくわからない!
大雨の予報を見るたび、何ミリが何メートルか計算したり、それがどのくらいの激しさか調べたり、意を決して、気象予報士を目指そうかと考えていたほど。台風や大雨の予報が出て、ニュースになっても、結局想像ができないから逃げ遅れにつながったりするのだろうなと思います。
防災には想像力が大事だと何度も聞いてきたし、私も人に伝えてきました!だけれども想像力が圧倒的に乏しいと、先日の北海道胆振東部地震の時に気づいてしまったのです。
何の疑いもなく、被災地にいる友人に連絡してしまいました。
停電で充電ができない時の、心配のメールは、情報源であるスマホの充電を減らすだけだからやめてほしいと、以前被災したことのある友人からも聞いていたのですが。
友人は丁寧に返事をくれ、停電の中車のエンジンをかけニュースを聞いていること、充電も車の中でできるから大丈夫だよと教えてくれた。
後からSNSをやっていることも思い出し、のぞいて見るときちんと家族の安否も書き込まれていたし、キャンプ用のLEDランタンが役に立っていることも逆に発信していた。
災害が続いている今、私のように想像力が乏しい人には、こんなことが起こりうるというVRのようなものや、実際に被災された方の声を聞いたり、見たりすることで、防災の意識を持つことに繋がると思う!
そして、実際に被災したらどうするのかということを具体的に想像して準備しておくこと、この事をもっと真剣に考えていかなければと、地域の避難所の運営委員に入ることになり、責任としても感じています!
先日、SBSラジオでご一緒させてもらったある方は、自宅での避難訓練をご家族で、年に1回本格的にするんだそうです!
■前回掲載「備蓄サービスとシェルターに感動!」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/9703
電気、ガスはお風呂はもちろん、トイレも使わない24時間を訓練として家族で行う。私は馬鹿みたいに、すごく大変だーと思ってしまいました。
何を言ってるのでしょうか?
その訓練が大変ですってね!?
実際、身近で災害が起きたら、そういう生活が24時間以上続くことが考えられるし、家で生活ができなくなることもあるのですから、その大変さを知っておく事は被災された方の生活を知ることにも繋がる大事なことだと思いました。
先日、ペットセイバーという資格も取りました。ペットの救急法とペットの防災(CPR 心肺蘇生法、止血法などの応急処置、事故予防等)を学べる資格です。
人間の救急・救命と同じような応急処置を学んできました!ここで学んだ処置が必要な時が来ない事が一番いいというのはわかっています。しかし、知っている事で救える命があるんだという事を大勢の受講者さんの中には経験された方もいました。そんなお話をうかがいながら胸がつまる思いで聞き、真剣に学ばせてもらう事が出来ました!
ペットの緊急時は、家にいる時だけでなく、お散歩の途中でも起こりえます。衝撃的な動画を見ながら、こんな時はどうすればいいのか、、涙ながらにみんな真剣に取り組んでいました!
自分の目で確かめる事、本当に大事なことだと思います!
それが予防に繋がっていきます!
知ることから始めませんか?
私ももっともっと知っていきたいし、学んでいこうと思います。
(了)
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」の他の記事
おすすめ記事
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/25
トヨタが変えた避難所の物資物流ラストワンマイルはこうして解消した!
能登半島地震では、発災直後から国のプッシュ型による物資支援が開始された。しかし、物資が届いても、その仕分け作業や避難所への発送作業で混乱が生じ、被災者に物資が届くまで時間を要した自治体もある。いわゆる「ラストワンマイル問題」である。こうした中、最大震度7を記録した志賀町では、トヨタ自動車の支援により、避難所への物資支援体制が一気に改善された。トヨタ自動車から現場に投入された人材はわずか5人。日頃から工場などで行っている生産活動の効率化の仕組みを取り入れたことで、物資で溢れかえっていた配送拠点が一変した。
2025/02/22
現場対応を起点に従業員の自主性促すBCP
神戸から京都まで、2府1県で主要都市を結ぶ路線バスを運行する阪急バス。阪神・淡路大震災では、兵庫県芦屋市にある芦屋浜営業所で液状化が発生し、建物や車両も被害を受けた。路面状況が悪化している中、迂回しながら神戸市と西宮市を結ぶ路線を6日後の23日から再開。鉄道網が寸断し、地上輸送を担える交通機関はバスだけだった。それから30年を経て、運転手が自立した対応ができるように努めている。
2025/02/20
能登半島地震の対応を振り返る~機能したことは何か、課題はどこにあったのか?~
地震で崩落した山の斜面(2024年1月 穴水町)能登半島地震の発生から1年、被災した自治体では、一連の災害対応の検証作業が始まっている。石川県で災害対応の中核を担った飯田重則危機管理監に、改めて発災当初の判断や組織運営の実態を振り返ってもらった。
2025/02/20
2度の大震災を乗り越えて生まれた防災文化
「ダンロップ」ブランドでタイヤ製造を手がける住友ゴム工業の本社と神戸工場は、兵庫県南部地震で経験のない揺れに襲われた。勤務中だった150人の従業員は全員無事に避難できたが、神戸工場が閉鎖に追い込まれる壊滅的な被害を受けた。30年の節目にあたる今年1月23日、同社は5年ぶりに阪神・淡路大震災の関連社内イベントを開催。次世代に経験と教訓を伝えた。
2025/02/19
阪神・淡路大震災30年「いま」に寄り添う <西宮市>
西宮震災記念碑公園では、犠牲者追悼之碑を前に手を合わせる人たちが続いていた。ときおり吹き付ける風と小雨の合間に青空が顔をのぞかせる寒空であっても、名前の刻まれた銘板を訪ねる人は、途切れることはなかった。
2025/02/19
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方