2016/11/25
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
これって、防災の質問なの?と思われたかもしれません。でもこの質問は毎年あるんですよ!
なぜかというと、阪神淡路大震災が起こった1月17日前後にセンター試験があるのです。そのため、災害時の防寒対策のついでに受験生にも一言という取材を毎年受け続けています。毎年、そんな記事がネットやマスコミで話題になるのがお約束のようです。
しかしねえ・・・
18歳になって大学生になるまで、その天候で、寒くない服の着方がわからないって、大丈夫?日本?と心配になってしまいます。
気化熱についても、天気についても、風についても、熱伝導率についても、大学受験までには習っているのです。毎年、記事化して、マニュアル化して、アドバイスしてあげないと服を着ることが出来ないのでしょうか?大人が、こどもの成長を妨げていたりしませんか?防寒の仕組みを理解していないのは、本当は大人なのでは?だからこどもたちに伝えられていないし、冬の災害時も寒い格好しているのでは?と思います。
ぜひ、お子さんが小さいうちから、「濡れたら寒くなるよ」「風のある日は風を防ぐ服を選ぼう」「気温が低い日は空気をためこめる服を着るんだよ」と教えてあげてください。普段使いが災害対策にもなるし、まさかの受験対策にもなります!?
そして、遠足でプリントをもらわないと準備物がわからない人にはならないでください。
天気を調べて、水と風と空気をどう調整するか考えればいいだけです。標高が100m高くなれば気温が0.6度下がるので、標高も自分で調べて、判断するようにしてください。
おやつは300円以内と書かないと、大変なことになるかもしれませんが、(それも経験したらいいとは思いますが)、服装は指示はしないで、考えさせたらいいのではないでしょうか?
プリントなしでも、状況に応じて衣類を選べる能力をつけることが、災害大国で必要なスキルなのではないでしょうか?
(了)
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