-
弁護士による法制度解説
裁判手続の基礎知識【番外編:ADR】
裁判手続の基礎知識として、これまでに民事通常訴訟の第一審と労働審判を取り上げました。今回は番外編としてADRを取り上げます。ADRは「裁判外紛争解決手続」と呼ばれ、民事訴訟とは異なる特徴があります。その特徴を踏まえつつ、当該紛争や当事者のニーズに合った紛争解決の手続きを選択していくことが有益です。
2023/11/29
-
もしも大災害で社員が被災したら?
自宅の損壊で他者に被害、ADR活用も
密集した住宅街や市街地では、仮に住まいを失うほどの被害ではなくても、地震や風水害によって、建物の一部、敷地の地盤、がれきなどが、家から近隣へ落下、流入などすることで、損害が発生するということが数多く起きます。
2019/09/25
-
もしも大災害で社員が被災したら?
賃貸借契約の紛争、災害ADRによる解決を
被災地でおきる紛争として多い類型のひとつに「賃貸借契約」をめぐる紛争があります。特にアパートやオフィスが多い都市部で非常に件数が多くなり、全相談に占める割合も高くなる傾向にあります。東日本大震災の宮城県や、熊本地震の熊本県では、1年間を通じてもっとも相談の多いカテゴリーとなりました。弁護士の無料法律相談にも、当事者から多数の相談が寄せられました。
2019/09/18