ESG(環境・社会・ガバナンス)は、現代の企業経営には欠かせない要素であり、経営層を含めた幅広い視点で、取り組む必要がある。一方で、ESGの取り組みにはリスクマネジメントの視点が欠かせない。
例えば、気候変動による自然災害や人権問題に関連する社会的なリスクは、企業の事業継続性に大きな影響を及ぼす可能性がある。これらのリスクを事前に評価し、適切な対策を講じることが不可欠だ。
本特集では、 ESGを総合的な視点で実践し、企業価値向上につなげるため、リスクマネジメントの観点からみた、課題や問題点、事例について解説し、持続可能な経営を推進するための具体的な戦略策定のヒントとなる視点を紹介する。
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BCP4.0
ESG/SDGs等の社会課題への取り組みが強く求められ、BCPのカバーすべき範囲が日々拡大している中、これらの観点を踏まえて実装している企業は極めて少ない状況です。また自社だけでなくサードパーティ含めたサプライチェーン全体をサステナブル(持続可能)に変革していく取り組みも求められます。持続可能な経営のために短期的・長期的に求められるメガトレンドを踏まえ、これからの時代に求められるサプライチェーンも含めた、BCPおよびリスクマネジメントの在り方について考察します。
2023/05/11
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SDGs/ESG時代のリスクマネジメント
現代社会は、産業技術の急速な発展によっては高度なリスク社会となっています。それに対応するようにリスクマネジメントシステムが整備されつつありますが、一方でそのようなシステムが新たなリスクを生み出してしまっている面もあることも事実です。それはESGリスクも同じです。現在は、地球温暖化の危機ばかりが強調されていますが、それによって見過ごされてしまうリスクにも目を向けなければなりません。そのためには何が必要なのかを、責任と判断の視点から解説します。
2023/05/11
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リスク社会における責任と判断
現代社会は、産業技術の急速な発展によっては高度なリスク社会となっています。それに対応するようにリスクマネジメントシステムが整備されつつありますが、一方でそのようなシステムが新たなリスクを生み出してしまっている面もあることも事実です。それはESGリスクも同じです。現在は、地球温暖化の危機ばかりが強調されていますが、それによって見過ごされてしまうリスクにも目を向けなければなりません。そのためには何が必要なのかを、責任と判断の視点から解説します。
2023/05/11