毎年のように発生する災害から企業を守るために、BCPの取組みが進んでいます。 災害対応において重要なことは何か、BCPを継続的に改善していくためのポイントとは?
本セミナーでは、本気でBCPに取り組む企業の担当者を招き、企業に求められるBCPの姿を考えていきます。各企業や組織で事業継続活動に携わっている方は是非ご視聴ください。
プログラム
取組事例1
堀場製作所の事業継続活動
多品種少量生産で事業をグローバルに展開する堀場製作所。経営活動の一環としてBCP活動を組み込み、選任の組織に任せきりにせず、平常時からの全社的な取組みとして落とし込んでいます。そのポイントをご紹介いたします。
株式会社堀場製作所
理事 分析・計測開発本部 東京開発担当
佐竹 司氏
堀場製作所は京都府京都市南区に本社を置く、「はかる」技術で世界に事業展開する分析·計測機器大手。製品の対象分野は自動車、半導体産業、新素材、エネルギー、鉄鋼、食品、バイオ、化学など多岐にわたる。はやぶさ2号が小惑星リュウグウから採取した砂や石などの初期分析プロジェクトにも参画している。
取組事例2
日清食品の事業継続活動
日清食品グループは、大規模災害の発生時には被災地への食料支援や給湯機能付のキッチンカーの派遣を行っています。災害時にも被災地に安定的に食を届けるため、サプライチェーン全体の継続を掲げてBCP活動を展開しています。その取組みをご紹介いたします。
日清食品ホールディングス株式会社
総務部 課長
髙橋 正和氏
金融系事業会社にてBCP策定·訓練の企画等を経験した後、日清食品ホールディングス株式会社に入社。総務部でリスクマネジメント組織の立ち上げメンバーの一員として、自社のBCPに関する見直しプロジェクトを担当。
ソリューション紹介
AI×ハザードビッグデータで情報収集
AIを用いてSNSから自然災害・事件・事故に関するリスク情報を収集するFASTALERT(ファストアラート)についてご紹介いたします。
株式会社JX通信社
社長室 マーケティングマネージャー
松本 健太郎氏
龍谷大学法学部卒業後、データサイエンスの重要性を痛感し、多摩大学大学院で統計学を学び直し。デジタルマーケティングや消費者インサイト業務に携わった後、JX通信社へ。著書に『誤解だらけの人工知能』『なぜ「つい買ってしまう」のか』(光文社新書) 『人は悪魔に熱狂する』(毎日新聞出版)など多数。
パネルディスカッション
命を守るBCP
堀場製作所や日清食品、JX通信社の各社では、それぞれのリスクに対してどのような方針で、どのような事業継続戦略を描いているのか。また、それを実現するための活動で最も重視していることとは何なのか。パネルディスカッションでは「命を守る」をテーマに、どうBCPの実効性を高めていけばいいのかを議論します。
株式会社堀場製作所
理事 分析・計測開発本部 東京開発担当
佐竹 司氏
日清食品ホールディングス株式会社
総務部 課長
髙橋 正和氏
株式会社JX通信社
社長室 マーケティングマネージャー
松本 健太郎氏
ファシリテーター中澤 幸介リスク対策.com 編集長
2007年に危機管理とBCPの専門誌「リスク対策.com」を創刊。数多くのBCPの事例を取材。内閣府プロジェクト「平成25年度事業継続マネジメントを通じた企業防災力の向上に関する調査・検討業務」アドバイザー、「平成26年度地区防災計画アドバイザリーボード」、熊本県「熊本地震の対応に係る検証アドバイザー」。