座学とワークショップで学ぶ リスク対策研修
実践的危機管理広報講座
「座学とワークショップで学ぶリスク対策研修」はBCPと危機管理の専門メディア「リスク対策.com」が選りすぐりの専門家と共同して企画したオリジナルの研修です。一方的な講義だけではくみ取りにくい実践的な気付きを、グループ学習などを通して、他業界・他社などの多様な視点を交えることで得ていただくことに重点をおいています。
危機に適切に対応できる広報体制を構築する
講座概要
事故や不祥事、災害などの危機発生時に、企業として、社内外への広報の役割が果たせるような「体制」が構築できるよう、リスクコミュニケーションやクライシスコミュニケーションの基本、ダイバーシティによる人々の価値観の変化、危機発生時の対応方法、平時にできる準備と訓練方法などを、具体的な事例などを通じて学びます。実践的な能力が身につくようグループごと模擬シナリオによる模擬記者会見演習なども経験していただきます。
プログラムと学習目標
1日目
- 1限目
10:00~10:50 -
座学:ダイバーシティ社会によりリスクが多様化していることを理解する実際の事例を通じて、「あり得ないと思うことも起こる」ことを学ぶ「想定外を想定する」心構えの必要性を知る多様性を尊ぶ社会環境に適した職場環境の在り方を考える公の場での発言について注意すべき点を学ぶ
- 2限目
11:00~11:50 -
ワークショップ:過去の事件・事故について個々の考え方を知る過去の気になっている事件や事故についてそれぞれの考えを知る広報対応における課題や良かった点についてそれぞれの考え方を学ぶ
- 3限目
13:00~13:30 -
座学:社会の不寛容さが増大していることを学ぶコロナ禍により社会の不寛容さが増大したことを事例を通じて理解する「正義中毒」的な人が増えていることを理解する社会の不寛容さが増している中での注意点について考える
- 4限目
13:40~15:10
-
座学:リスクマネジメントとしてのコミュニケーションの在り方を学ぶリスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーションの違いについて理解するクライシスコミュニケーションの目的を明確にするクライシスコミュニケーションを成功に導くための3原則を知る通常の報道対応と危機管理広報の違いを理解するネット上のデマ発生メカニズムと炎上対応について学ぶニュースの大きさや不安の大きさに影響を与える要素を理解するデータとメッセージの違いを理解し、効果的なメッセージ発信の仕方を学ぶ危機発生時の広報の流れとポイントを学ぶ
- 5限目
15:20~15:50 -
座学:過去の優良事例について学ぶ過去の危機管理広報における優良事例を学ぶそれぞれの事例についての評価ポイントについて考える自社におきかえて取り入れられる点を考える
2日目
- 1限目
10:00~10:50 -
座学:メディアトレーニングについて理解する模擬緊急記者会見のやり方を学ぶ
- 2限目
11:00~15:50
(昼休み1時間) -
実習:ロールプレイによるシミュレーション=メディアトレーニング架空の事件・事故を題材とした模擬緊急記者会見の方法を検討するポジションペーパーの作成を実習で学ぶ模擬記者会見を体験する(動画撮影)動画再生により、説明者としての自分の弱点を知り、改善する質疑を通じて、それぞれの会見について評価を行う
関連キーワード
BCP・BCM
BCMS
広報
危機管理広報
リスクマネジメント
クライシスコミュニケーション
リスクコミュニケーション
事前対策
緊急事態対応
教育
訓練
PDCA
メディアトレーニング
講師
広報&危機管理広報コンサルタント
宇於崎 裕美氏
宇於崎 裕美氏
エンカツ社代表取締役社長
横浜国立大学工学部安全工学科卒。学生時代に甲種火薬類取扱保安責任者資格取得。つくば科学万博、リクルート、電通バーソン・マーステラ等勤務を経て1997年、有限会社エンカツ社を設立。国内外の官庁、企業、大学等において広報、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーションに関する講演やメディアトレーニングを実施。
これまでに、中国電力原子力安全文化有識者会議委員、スペイン・カンタブリア州地域開発公社東京連絡事務所代表、多摩市 広報・PRアドバイザー、横浜市危機管理広報アドバイザーを経験。
横浜国立大学工学部安全工学科卒。学生時代に甲種火薬類取扱保安責任者資格取得。つくば科学万博、リクルート、電通バーソン・マーステラ等勤務を経て1997年、有限会社エンカツ社を設立。国内外の官庁、企業、大学等において広報、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーションに関する講演やメディアトレーニングを実施。
これまでに、中国電力原子力安全文化有識者会議委員、スペイン・カンタブリア州地域開発公社東京連絡事務所代表、多摩市 広報・PRアドバイザー、横浜市危機管理広報アドバイザーを経験。
開催概要
- 形式
- リアルな会場で、座学による基本的な枠組みの理解とワークショップと実習、ディスカッションによる気づきと落とし込みで実践的な危機管理広報の考え方とパフォーマンスのポイントを身につけていただきます。
- テキスト
- オリジナルの資料、各種テンプレート