座学とワークショップで学ぶ リスク対策研修
ISO22301(BCMS)習得講座
「座学とワークショップで学ぶリスク対策研修」はBCPと危機管理の専門メディア「リスク対策.com」が選りすぐりの専門家と共同して企画したオリジナルの研修です。一方的な講義だけではくみ取りにくい実践的な気付きを、グループ学習などを通して、他業界・他社などの多様な視点を交えることで得ていただくことに重点をおいています。
国際規格ISO22301に沿った
BCMSのPDCAサイクルの構築を目指す
BCMSのPDCAサイクルの構築を目指す
講座概要
本講座は、受講者が自ら属する組織・企業のなかで、国際規格ISO22301に基づいたBCM(事業継続マネジメント)が回せるようになるため、BCP事務局に求められる能力を習得することを目標としています。そのために必要なBCMS(事業継続マネジメントシステム)の目的を再認識し、実施すべき事項、および着眼点を学び、ワークショップ(演習)を通じてプロセスを習得し、実際に職場でマネジメント体制を構築し、運用できるように知識と手法をブラッシュアップします。講義では、ISO22301が要求する事項1つ1つについての理解を深め、それぞれの自己診断を行い、自社のBCPの課題・問題点を考えます。ワークショップでは、グループに分かれて、討議をしながら、有効なBCMのあり方を参加者自らに考えていただきます。ディスカッションを通じて、意見を共有できるとともに、講師からアドバイスと講評があります。
プログラムと学習目標
- オリエンテーション
9:45~10:00 -
- 1限目
10:00~11:30 -
座学:BCMSを始めるにあたってBCMSの目的を理解する(または、再確認する)(序文、箇条4)BCMS関連や用語を理解する(箇条3)BCMに取り組むにあたり、まずやるべきことを理解する(箇条4)BCMSにおいて、トップマネジメントのやるべきこと理解する(箇条5)
- 2限目
11:30~12:10 -
ワークショップ11時限の内容に関する自己診断自己診断に基づき、自社のBCMSの振り返り(ディスカッション)
- 3限目
13:00~14:30 -
座学:BCMSとBCPのプロセスBCMS方針と目的を理解する(箇条6)必要な資源を(再)確認理解する(箇条7)BCPの作成のプロセスを理解する(箇条8)
- 4限目
14:30~15:00
-
ワークショップ23時限の内容について自己診断自己診断に基づき、自社のBCMSの振り返り(ディスカッション)
- 5限目
15:10~16:10 -
座学:BCMSの維持改善のプロセスBCMS能力評価を理解する(箇条8)パフォーマンス評価、内部監査の必要性を理解する(箇条9)BCMSの継続的改善―PDCAを回す(箇条9、10)
- 6限目
16:10~17:00
-
ワークショップ35時限の内容について自己診断全体の自己診断を踏まえ、自社のBCMS問題点・課題について意見交換
関連キーワード
BCP・BCM
BCMS
BCPの目的
基本方針
BCP活動体制
中核事業
事業影響度分析
最大許容停止時間
目標復旧時間
目標復旧レベル
リスク分析
リスク評価
事業継続戦略
事前対策
緊急事態対応
教育
訓練
PDCA
ISO22301
講師
リスク対策.com 特別アドバイザー
岡部 紳一氏
岡部 紳一氏
大手損保に30年以上勤務し、企業・国際分野の財物保険、賠償保険の損害部門に所属し、幅広い業種の企業顧客の災害や事故の処理復旧に関わる。米国勤務8年を含め20年以上にわたり、欧米アジアの日系海外子会社の損害業務にも従事。その後、損保系のリスクコンサルティング会社に移り、災害事故時の復旧支援サービス、事業継続計画(BCP)にかかわる業務を担当。
国際規格ISO(JISQ)31000リスクマネジメントー指針、およびISO22301などBCMS関連の国内委員を務め、それらの策定および改訂に参画。また、長岡技術科学大学大学院でリスクマネジメント講座を担当。
開催概要
- 形式
- リアルな会場で、座学による基本的な枠組みの理解と1組4人程度のグループによるワークショップ、ディスカッションによる気づきと落とし込みで実践的なBCPの考え方を身につけていただきます。
※研修では、一部パソコンを使用します。必ずご持参ください(有償レンタルあり。お申し込みフォームにて「パソコンレンタルあり」をお選びください)
- テキスト
- オリジナルの資料、各種テンプレート