シン・BCP・リスクマネジメント | 特別企画 | リスク対策.com

昨今、頻発する大地震や気候変動に伴う台風·豪雨などの異常気象、パンデミック、緊迫する国際情勢の地政学リスクなどが次々と現れて、多くの企業や組織でBCPの実効性やレジリエンスの向上が大きな課題となっています。そのような不確実性の時代を迎え、経営戦略としてのリスクマネジメントに真正面から取り組む必要性が急速に高まっています

本セミナーでは、これからの新たなBCP·リスクマネジメントのあるべき姿について、企業における具体的な取り組み事例の紹介やAIなどの最新技術の活用などご紹介します。

アンケート回答者全員に「シン·危機管理：企業が“想定外”の時代を生き抜くには?」（1650円）をプレゼントします。

気候変動、地政学リスクの高まり、サイバー攻撃の激化、テクノロジーの急速な変化…。企業が非常事態に備えるためのBCP（事業継続計画）は、いよいよ重要性を増しています。
豊富な図版とともに、リスク対策のエキスパートが、最新のBCPから危機管理の未来までを徹底解説。BCP(事業継続計画)担当者、サプライチェーンや物流のマネジメント担当者、企業の危機管理や防災、リスクマネジメントに携わるすべての人々に必読の１冊。

取り組み事例

日産自動車のBCP～災害・操業リスク対応の変化～

来たるべき国内における巨大地震、グローバルにおける地政学リスク・気候変動・感染症等のリスクに、危機管理部署としてどう対応するか？自動車産業および自社を取り巻く事業環境とリスクへの対応の難しさ、悩み、課題、対応方法について、具体事例を使って同社の活動を紹介します。

日産自動車株式会社
危機管理＆セキュリティーオフィス室長

山梨慶太氏

早稲田大学社会科学部卒、日産自動車株式会社繊維機械事業部(海外営業)、購買課(海外調達、取引先体質改善)、海外調達室(オンリーワン部品調達)、中国東風汽車有限公司(出向：調達スキーム指導)、ルノーニッサンパーチェシングオルガニゼーション供給リスク＆BCPチームリーダー、コーポレートサービス統括部BCP＆セキュリティー担当部長などを経て令和３年危機管理＆セキュリティーオフィス室長に就任。

テクノロジー

AIによるリアルタイムなリスク分析でBCP・危機管理が変わる！

AI危機管理ソリューション『Spectee Pro』は、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとに、AIで被害を可視化します。900を超える企業や官公庁で、災害対応・リスクマネジメントの目的で導入されており、国内トップシェアを誇る『Spectee Pro』が、企業でどう使われているのか事例とともにお話します。

株式会社Spectee
代表取締役 CEO

村上建治郎氏

エー·アイ·アイ株式会社(ソニー子会社)、米Charles River Laboratories、シスコシステムズ等を経て、2011年独立。東日本大震災での災害ボランティア体験から被災地の情報を正しく伝える情報解析サービスの普及を目指しユークリッドラボ株式会社（現·株式会社Spectee）を創業。

解説

安全保障と企業のリスク対策

経済安全保障というキーワードが企業の事業継続にも大きな影を落とし始めています。存在感を強めている中国への過度の依存からくる経済的威圧の脅威により、重要物資のサプライチェーンを大きく見直す必要が出てきています。また、技術流出の脅威は、グローバル企業だけでなく、コア技術をもつ中小・中堅企業にまで及んでいます。企業経営を取り巻くこうした変化にどのように対応していくべきか、そのポイントを解説します。

明星大学
経営学部経営学科教授

細川昌彦氏

1955年生まれ、大阪府出身。東京大学法学部卒業、ハーバード·ビジネス·スクールAMP修了。77年旧通商産業省入省、 85年出向により山形県警本部警務部長、98年旧通産省通商政策局米州課長、2001年スタンフォード大学客員研究員、02年経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長、03年中部経済産業局長、04年日本貿易振興機構ニューヨーク·センター所長、06年経済産業省退職。その後、中京大学経済学部教授、中部大学中部高等学術研究所教授を経て、20年から明星大学経営学部教授。

パネルディスカッション