異常気象による大規模災害が頻発し、その被害がますます甚大になっている昨今、企業や組織における事業継続力が大きく問われています。気候危機の時代を迎えている今、私たちに求められている備えや対策とはどのようなものなのでしょうか。
情報化社会に安全と信頼を提供する「昭電」と危機管理の専門メディアである「リスク対策.com」が、近年激化する自然災害をはじめ、セキュリティの脅威やIoTによる監視管理から見えてきた課題など、企業として必要とされるこれからのBCP対策における新たなスタンダードを徹底解説いたします。
異常気象の常態化にどう立ち向かう?気象予報士の目線から見えてくるリアルな備えと対策
相次ぐ大雨や連日の猛暑など、日本はもちろん世界的にも報道されているとおり、異常気象による災害が各地で頻発しています。それらが収束する気配は全く見られず、被害の深刻さは増すばかりです。今後も異常気象によるリスクの増大は避けることができない中、「記録的」や「これまでに経験したことがない」という言葉が常態化している時代を生きている私たちにとって必要な備えと対策とは。
本セッションでは、昨今の気象状況の大きな変化を振り返りながら、異常気象が起こる原因や気象災害の対策について詳しく解説いたします。
森田 正光氏
加藤 雅也氏
BCPにおける雷害対策のトレンドと事例紹介洋上への展開が進む風車の健全性維持手法
風力発電は水力、太陽光発電と並んで、再生可能エネルギーの主要発電方法として世界的な拡大が進んでいます。しかしながら、日本において風況の良い場所は、落雷が多い場所と重なる場合が多く、日本特有の冬季雷は高い建物に集中して落雷が発生する特徴を有しており、風車にとって天敵となっています。このような背景から、日本における風力発電事業においてもBCPの策定は重要となっており、特に近年展開が進んでいる洋上風力は陸上から見にくく、移動もしにくい状況にあります。本セッションでは、洋上を含めた風力発電システムの健全性維持のためのモニタリングシステム技術向上の重要性について例を挙げて説明します。また、雷害対策事例紹介としてSPDの状態を遠隔監視し交換のタイミングを通知することで点検の省力化するSPD故障検知システムや、落雷を検出するセンサーや落雷電流の観測システムを併用することで、SPDの効果検証、対象施設の落雷環境の分析などを紹介します。
山本 和男氏
柳川 俊一氏
鈴木 淳一氏
地震予知は難しい!だからこそ考えるべき
レジリエンス向上への取組みと注意点
近い将来、高い確率で起こると予想される南海トラフ地震や首都直下地震などの大規模地震。その切迫性は高まっていますが、ピンポイントでいつ起きるか?予測は非常に困難です。ただ、起きる前に対策を施しておけば被害を最小限に抑え、早期復旧に繋げることが出来ます。特に情報化社会の中で欠かせない情報通信インフラは、より高い安全性が求められます。本講演ではレジリエンス向上への取組みと、情報通信インフラの中枢部でもあるシステム機器の設置固定における注意点と対策をご紹介します。
齊藤 正人氏
村井 和男氏
小規模から大規模まで フィジカルセキュリティシステムに求められるこれからの監視運用
小規模から大規模まで、フィジカルセキュリティの統合監視プラットフォームであるGenetec社「セキュリティセンター」は、日進月歩で進化する監視カメラやセンシング技術、画像解析などとも柔軟に連携し続けることができるエコシステムです。その「セキュリティセンター」を、ファシリティ製品のメーカーでもあり、コンストラクターでもあり、ネットワークインテグレータでもある昭電が、自社製造のハードウェアあるいは自社エンジニアによるシステム設計・導入・工事といったサービスを組み合わせ、顧客の監視運用に、より実効性の高いシステムとしてご提供します。本セッションでは、「セキュリティセンター」をプラットフォームに据えた監視カメラシステムと入退管理システムや画像解析システムの連携によるフィジカルセキュリティシステムについてご紹介します。
室川 豪氏
八木 祥人氏
中澤幸介
< 開催概要 >
配信日時 2022年9月16日 13:00~16:15 予定
参加費 無料
競合企業にお勤めの方はお断りする場合があります。予めご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
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