管理者用画面。出張者の位置情報履歴を表示

ジョルダンとALL LINKAGE（オールリンケージ）は、海外出張者や駐在員の多い企業向けに、世界で利用できる危機管理・安否確認システム「ハザードバスター」の販売に注力する。スマートフォンに内蔵されたGPSと世界地図を利用して、各地にいる出張者・駐在員の現在地情報を地図上で表示・確認できるアプリで、Android OS 4.0.3以降、ios8.0以降に対応する。

駐在員や出張者の現在位置情報を定期的に自動送信し地図上に履歴を表示、テロ・災害などの緊急時には管理者が駐在員らの現在地情報を強制的に取得できる。定期位置発信や強制位置検索を制限し、出張者・駐在員からの能動報告だけを利用することも可能なので、従業員のプライバシーを守ることができる。

出張者・駐在員が現地の様子を写真添付で報告する機能、チャットや掲示板、特定のエリア内にいる駐在員らに注意喚起などのメッセージを流せる機能も搭載。スマートフォンの位置情報を常時オンにしておいた場合の時間あたりのバッテリー消費量は4～5％程度。部署ごとや出張先ごとで自由にグループをつくることができ、閲覧制限の設定も可能だ。世界各地の管理者が利用できるように、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応している。

価格は1000ID以上の場合、１IDにつき月額600円からとなる。利用状況により、最適な提供方法の提示も可能。グーグルの使用が規制されている中国では百度マップを利用することで、世界中で対応する。

今後は、インシデント情報の通知、ジョルダンの乗換案内と連携し交通状況の提供や避難経路を指示する機能を加えるほか、企業が情報入手や援助計画をスピーディにできるサービスなども強化する予定だ。

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安否確認や掲示板、注意喚起メッセージを通知する機能がある


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