2018/02/20
防災・危機管理ニュース

気象庁は20日、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山を構成する火山の1つである硫黄山の噴火警戒レベルを、従来の1から2に引き上げた。レベル2は火口周辺規制。火口から概ね1kmの範囲内で噴石への警戒が必要となる。
気象庁によると19日から硫黄山で火山性地震が増加。19日は17回、20日は午前11時までで18回発生したという。硫黄山周辺では活発な奮起活動など火山活動が高まっており、概ね火口から1kmの範囲で噴火に警戒が必要という。レベル2となったことで、地元自治体である宮崎県えびの市や鹿児島県霧島市による火口周辺の立ち入り規制などが行われる。
■ニュースリリースはこちら
http://www.jma.go.jp/jma/press/1802/20a/ebinokogen180220.html
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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