病院内の職員エリアにデジタルサイネージ(電子掲示版)を設置し、全職員への情報共有・伝達をサポートする
 

株式会社医療情報基盤は22日、病院内情報共有システム「MEDIP VISION 」 (メディップビジョン)Ver2.0を提供開始したと発表した。情報共有の難易度が高いとされる病院内の職員エリアにデジタルサイネージ(電子掲示版)を設置。全職員への情報共有・伝達をサポートする同システムに、災害時にリアルタイムに緊急情報を届けるエマージェンシー機能や部門別に情報を配信する機能が加わったほか、医療安全情報、病院経営情報などを視覚的にわかりやすく伝えるコンテンツテンプレート(ひな形)を追加し200種類以上になった。

エマージェンシー機能は、災害、システム障害、不審者情報などの緊急情報を通常の情報配信中に割り込み配信する。部門別配信機能は、医局のみ、スタッフステーションのみといった部門ごとに異なった情報を配信することが可能。コンテンツテンプレートには、「輸血製造番号はここを確認!」「不完全になりやすい口頭指示!!」など注意喚起や、病床の稼働情報に関するものなどがあり、オリジナルコンテンツを容易に作成できる。

MEDIP VISIONは大規模病院を中心に全国の約120施設に導入されている。

■ニュースリリースはこちら
http://www.medip.co.jp/2017/03/22/628


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