2023/07/19
ニュープロダクツ
KENTEM(株式会社建設システム)は、法人向けの安否確認・防災・備災サービス「クロスゼロ」を提供する。どんな環境でも適応できる防災リテラシーを補い、災害時の安否確認だけでなく、防災情報や防災教育といった「自助」から、リスクの投稿や掲示板、家族機能といった「共助」までを網羅する総合防災支援アプリとして提案するもの。
同アプリでは、地震情報・気象情報などと連携して発災時に安否確認を自動配信する。配信条件として、地震の震度、津波警報、大雨特別警報などの気象情報を指定可能。手動での配信や、日時を指定する予約配信もあり、アンケートや防災訓練、気象情報以外の安否確認など、幅広い用途で活用できる。AIが収集した独自の発災情報を厳選して配信することもできる。
ユーザーが災害や交通情報などの発災情報(リスク)を投稿して共有することもできる。支援物資情報や給水所情報など、共助の情報共有にも活用できるほか、防災に関するマニュアル、避難経路や緊急連絡先等の書類の管理、発災後の被害状況の把握、情報伝達等も可能。有事の際の連絡を一元化できるため、見落としが少なく効率的に情報共有できる。
チャット機能は、災害発生時の情報伝達から日常生活での連絡まで幅広く利用できる。組織内の各メンバーが相手を指定してチャットを送れるほか、特定のメンバーを複数指定できるグループチャット機能も利用可能。チャット機能は、BCP対策プラン以上の場合に組織内で利用できる。
そのほか、社員が自分の家族を「クロスゼロ」に招待することで、有事・平時ともに「クロスゼロ」で家族との情報伝達・状況把握ができる。家族向けに、安否確認の配信やチャット機能、自分自身や家族の位置情報の共有と地図表示が可能となる。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
医療機能の維持を可能にした徹底的なハード対策非常時の代替ライフラインはチェック表で管理
元日の能登半島地震で激震に襲われた恵寿総合病院では、地震後も業務を止めることなく、充実した医療を提供し続けた。10年をかけて整備してきた、徹底的なハードとソフト対策のおかげだった。
2024/05/20
-
目まぐるしい状況変化 懸命に向き合った3カ月
市立輪島病院は能登半島地震で被災しながらも、懸命の処置により、運び込まれる負傷者や感染症に苦しむ患者の命をつなぎました。超急性期・急性期を乗り切ると医療需要は急減し、代わって介護機能の維持が深刻な課題に浮上。発災から介護医療院開設までの約4カ月、病院で何が起きたのかを同院事務部長の河﨑国幸氏に聞きました。
2024/05/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月14日配信アーカイブ】
【5月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:行動指針の意義
2024/05/14
-
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方