2017/10/27
ニュープロダクツ
一般社団法人・防災安全協会は12日、今年創設した「防災製品大賞2017」の防災製品、災害食・非常食、復興支援、新製品・開発の4部門で金・銀・銅賞・奨励賞、特別賞を決定したと発表した。全国73社から120品目の防災製品がエントリーし、27品目が選出された。
「防災安全大賞2017」は、首都直下地震の対策からますます必要性が高まっている安全・安心な防災製品を日本全国の企業・自治体・学校・病院へ普及させ啓発することを目的として設立したもの。東京ビッグサイトをはじめとする関連機関と協力し、今年初めて開催した。受賞企業・製品には大賞・ロゴマークの使用権が進呈される。
防災製品部門では金賞に、災害時、非常用トイレとして使えるだけでなく集団感染対策としても活用できる「ロールトワレ」(カインドウェア)、銀賞に「メガホンヤク」(パナソニック コネクティッドソリューションズ社)、銅賞に「YAMORI 感震ブレーカー」(リンテック21)、奨励賞に「柏葉水電池・懐中電灯」(三嶋電子)、「PatJack SA」(横井製作所)が選ばれた。
災害食・非常食部門では、金賞に「美味しい防災食・ホワイトシチュー」(アルファフーズ)、銀賞に「ライスインカレー」(三徳屋)、銅賞に「7年保存食セット3日分」(グリーンケミー)、奨励賞に「温めずにおいしい野菜カレー」(ハウス食品)、「野菜たっぷりスープSO-50」(カゴメ)、「しっかり、まんぞく。非常食セット3日分」(ファシル)を選出。
復興支援部門は、金賞が「野菜一日これ一本長期保存用」(カゴメ)、銀賞が「対流型石油ストーブ」(コロナ)、銅賞が「ファシル防災ズキン」(ファシル)、奨励賞が「トゥルーパルス」(阪神交易)、「緊急告知ラジオ」(ワキヤ技研)となった。
新製品・開発部門は金賞が、自治体の配信する「防災情報」や身近で便利な「生活情報」を音声とテレビ画面で自動的に知らせるサービス「テレビ・プッシュ」(イッツ・コミュニケーションズ)、銀賞が「車載用防災セット」(ファシル)、銅賞が「座れる防災キャビ」(吉川金属)、奨励賞が「防災・救命シェルターCL-HIKARI」(光レジン工業)、「インテリジェント懐中電灯光ルヤモリ」(リンテック21)、「災害用空気亜鉛電池 エイターナス」(ダブルエー・ホールディングス)となった。
特別賞では、産経新聞社賞に「ウィーテルくん」(DSCサポートクラブ)、危機管理教育研究所賞に非常用マグネシウム空気電池「Watt Satt」(藤倉ゴム工業)、防災安全協会賞に「まるごと防災」(帝人フロンティア)、奨励賞に「石油ストーブ」(トヨトミ)、「ポケットトイレ・ グリ-ンマナー」(進展工業)が選ばれた。
■ニュースリリースはこちら
http://bousai-anzen.com/?p=45
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方