消防現場で行うペットのCPR(心肺蘇生法)について
カナダでは、消防車両にペット用の酸素吸入マスクを積載も
一般社団法人 日本防災教育訓練センター 代表理事/
一般社団法人 日本国際動物救命救急協会 代表理事
サニー カミヤ
サニー カミヤ
元福岡市消防局レスキュー隊小隊長。元国際緊急援助隊。元ニューヨーク州救急隊員。台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超える。世田谷区防災士会理事。G4S 警備保障会社 セキュリティーコンサルタント、FCR株式会社 鉄道の人的災害対応顧問、株式会社レスキュープラス 上級災害対策指導官。防災コンサルタント、セミナー、講演会など日本全国で活躍中。特定非営利活動法人ジャパンハート国際緊急救援事業顧問、特定非営利活動法人ピースウィンズ合同レスキューチームアドバイザー。
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こんにちは。サニー カミヤです。このコラムでは、「消防現場で行うペットのCPR(心肺蘇生法)について」をご紹介いたします。
まずは、下記のカナダのバンクーバー市消防局が行った火災現場でのペットレスキュー、心肺蘇生法、酸素吸入のビデオをご覧ください。
出典:ニュースバンクーバー
すばらしいペットレスキューですよね!この消防隊の活躍は、カナダ全国に放送され、消防士のペット救急法受講、消防車両にペット用の酸素吸入マスクを積載するきっかけともなりました。
このニュースを見た多くのカナダ国民が、オーナーの留守中に発生した火災の煙で窒息した犬を消防隊が救助し、見事に蘇生させたことに感動しましたが、日本でも、多くの人がオーナーもペットも一緒に助けて欲しいという消防士への期待が強いと思います。
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