2026/01/22
防災・危機管理ニュース
【ロンドン、ベルリン、パリ時事】トランプ米大統領が21日、デンマーク自治領グリーンランド問題を巡る欧州8カ国への追加関税取りやめを発表し、関係国には安堵(あんど)が広がった。イタリアのメローニ首相はSNSで方針撤回を歓迎。「引き続き同盟国間の対話促進が不可欠だ」と訴えた。
オランダのスホーフ首相は「われわれは緊張緩和に向かっている」と胸をなで下ろした。ドイツのクリングバイル副首相兼財務相は地元メディアに「米国内や欧州、国際社会から批判が高まり、トランプ氏を変えた」と分析。米国の同盟国の主権に関わると強い懸念を伝えたことが奏功したと自賛した。
デンマークのラスムセン外相も、トランプ氏がグリーンランド領有のための武力行使を否定したことを「前向き」と評価。一方で「トランプ氏が領有への野心を依然持っていることは明白」とも強調し、「問題が解決するわけではない」と、警戒は解かなかった。
トランプ氏が主張する北大西洋条約機構(NATO)とのグリーンランドに関する「合意」については、クリングバイル氏が「喜ぶのは早計。合意の正確な内容は分からない」とくぎを刺した。
グリーンランド自治政府は21日、万が一の「危機」に備えた住民向けのガイドラインを発表。食料や水、狩猟用武器・弾薬の備蓄を呼び掛けた。
〔写真説明〕イタリアのメローニ首相=9日、ローマ(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/31
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方