2024/03/10
防災・危機管理ニュース
パソナグループは10日、兵庫県淡路市などと連携し、同市で「空飛ぶクルマ」の飛行実験を実施した。パイロットではなく検査員2人が搭乗し、自動運転により飛行した。観光や災害時のインフラとしての実用化を目指す。
中国イーハン社製の機体は2人乗りで、最高速度時速130キロ。実験では地上から最高40メートルの高さまで上昇し、最高速度は時速25キロで約4分間飛行した。
視察に訪れた兵庫県の斎藤元彦知事は「観光のみならず物流や医療、地域のインフラを含めて、淡路でフィールドとして実証を続けていくことが日本中の一つのモデルになっていく」と話し、新たな移動手段の可能性に期待を込めた。
〔写真説明〕自動運転で飛行実験が行われた「空飛ぶクルマ」=10日午後、兵庫県淡路市
〔写真説明〕自動運転での飛行実験に成功した「空飛ぶクルマ」=10日午後、兵庫県淡路市
〔写真説明〕「空飛ぶクルマ」に試乗する兵庫県の斎藤元彦知事=10日午後、兵庫県淡路市
(ニュース提供元:時事通信社)
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