2024/02/23
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】イエレン米財務長官は、28、29両日にブラジル・サンパウロで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席する。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が続く中、人道状況の改善や経済問題への対応について各国と議論したい意向だ。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続も再確認し、サプライチェーン(供給網)の混乱などを招かないように協調を模索する。
ただ、G20にはロシアも含まれ、中東情勢を巡っては各国の立場の違いも大きい。地政学リスクに関する議論が深まるかは不透明だ。米財務省高官は、中東情勢悪化の影響を受ける周辺国への支援も含め、「地域の課題に対処するため、協力する」と話した。
(ニュース提供元:時事通信社)
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