8日の東京株式市場で、日経平均株価の上げ幅が一時800円を超え、3万6900円台に上昇した。日銀の内田真一副総裁が講演で「仮にマイナス金利を解除しても、その後にどんどん利上げをしていくような経路は考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」と発言したことが好感された。終値は前日比743円36銭高の3万6863円28銭と大幅に反発。バブル経済期である1990年2月以来の高値を付けた。東証プライム市場の売買代金は5兆5622億円。 

(ニュース提供元:時事通信社)