【ニューヨーク時事】米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は2日、電気自動車(EV)大手テスラが米国で約220万台をリコール(無償修理)すると発表した。運転席前面の計器盤に表示されるブレーキなどの警告灯が小さく、政府の安全基準に適合していないと指摘した。
 対象は、2017~23年型の「モデル3」、19~24年型の「モデルY」などで、これまで米国で販売したほぼ全車が含まれるとみられる。テスラは無線通信によるソフトウエアの更新で修理に対応する。
 NHTSAは、ブレーキやアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)の警告灯の表示サイズが不適切だと判断。見づらいため、衝突事故の危険が高まると説明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)