気象庁は1日、1月の天候まとめを発表した。冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温は全国的に高かった。北日本は平年を1.7度、東日本は1.6度、西日本は1.2度、沖縄・奄美地方は0.5度、それぞれ上回った。
 北日本の内訳では、北海道が平年差プラス1.4度、東北が同2.1度。東北は1946年の統計開始以来、最も高かった。
 降水量は、低気圧や前線の影響を受けやすかった北日本が平年比141%と多かったが、東日本は83%、西日本は71%、沖縄・奄美は52%と少なかった。降雪量は、北海道から山陰の日本海側を中心に大雪になる日があったものの、月全体としては北日本が平年比79%、東日本が29%、西日本が74%で少なかった。 

(ニュース提供元:時事通信社)