【シリコンバレー時事】米アップルは25日、欧州連合(EU)加盟27カ国で、外部企業がスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けにアプリストアを開設することを認めると発表した。巨大IT企業の独占を防ぐEUの「デジタル市場法(DMA)」に対応する。アプリ利用者への課金に応じ、アプリ開発者がアップルに支払う手数料体系も見直す。
 アップルは、消費者保護などを理由にアプリ入手経路を自社の「アップストア」に限定してきた。日本でもEUと同様の規制が検討されており、今後も事業構造の転換圧力が強まりそうだ。 
〔写真説明〕欧州旗(左)と米アップルのロゴ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)